個人のリスクマネジメントとは
一般的な社会人が抱えているリスクは次の3種類に分類されます。
- 死亡リスク
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家計を支えている大黒柱がお亡くなりになるリスクです。
たちまち、家族の生活が脅かされることになります。

- 子育ての時や、住宅ローンがある時などは、特に死亡リスクの影響が大きくなりますので、集中して保険金がおりるようにする必要があります。
- 万一の時、うけとる金額はいくら必要でしょうか?
“遺族に必要な月々の生活費はいくらなのか?” この観点から算出するのもいい方法です。
- 健康リスク
重い病気になった時、治療・闘病に掛かる費用は膨大なものになります。 働き盛りの時期には特に重要です。
また、老人医療に対する近年の国の政策変更により、老後の医療準備も大変大切になってきました。- 長生きリスク
今や、長生きもリスクの一つと数えなければいけない時代になってきました。
無事に子育ても終え、仕事も終え、社会的責任を果たした後のお話です。
近年の医学の発展、栄養状態の改善により、私たちは長生きできるようになりました。
一方、残念ながら国や会社が用意してくれた年金制度や老人医療制度は、充分機能する
かどうか、大変あやしくなってきたといわざるをえません。
独自の責任で、老後の生活費・医療費を準備しておく必要が出てきたといえましょう。

- 長期にわたって資産を貯めていかなくてはいけないので、できるだけ早く準備を開始しましょう。
- インフレ等の環境変化に対応できるよう忘れずに準備しましょう。
私達の人生の各段階“ライフステージ”においては、これらの3つのリスクの重要度、優先順位がそれぞれ変わってきます。
各ライフステージごとに、重要度を考え、優先順位をつけて、効果的にこれらのリスクに対処していくことが“個人のリスクマネジメントのポイント”です。